-注意-
マザーボード上のボタン電池は基本的に3年以上は保ちます。
比較的新しいモデルや、保証期間内の製品などであれば、トラブルシューティングを目的としたボタン電池の交換を行うことはお勧めしません。
また、BIOS情報のリセット (CMOSクリア) が目的であれば、ボタン電池を外すこと無く、基板上の「CLR_CMOS (CMOSクリアジャンパ) 」でも実施可能です。
特別な理由がない限り、こちらの方法を推奨いたします。
GIGABYTE製マザーボードの一部製品において、ボタン電池が特殊な場所にあるモデルがございます。
ご自身で取り外し・交換などの作業される場合には、本ページの内容ついてご留意いただき、慎重に行ってください。
1.チップセットヒートシンクの下にある場合
- X870E AORUS XTREME AI TOP
- X870E AORUS MASTER
- X870E AORUS PRO ICE
- X870E AORUS PRO
- X870E AORUS ELITE WIFI7
上記モデルは、ボタン電池がチップセットヒートシンクの下にあり、一度ヒートシンクを取り外す必要がございます。
ボタン電池の取り外しが必要な場合、以下の画像のように背面のバネ入りネジを外すことで、ヒートシンクの取り外し、および電池の取り外しが可能です。
※当該ヒートシンクの取り外し自体は、メーカー保証が失われる改造行為ではございません。
※当該ヒートシンクは、チップセットの発熱を抑えるための重要な役割を担っております。ヒートシンクを外したままの運用は故障の原因となり、保証対象外となります。
2.I/O バックパネルの中にある場合(Mini-ITX)
- X870I AORUS PRO ICE
- Z890I AORUS ULTRA
- B860I AORUS PRO ICE
- B760I AORUS PRO DDR4
- B850I AORUS PRO
- B650I AORUS ULTRA
- B550I AORUS PRO AX
- A620I AX
上記モデルは、ボタン電池がI/O バックパネルの中にあります。
ボタン電池にはリード線が付けられており、そのリード線ごと取り外す必要がございます。
I/Oバックパネル周辺の部品の取り外しが難しい上、リード線を断線させてしまう恐れがあり、メーカー保証外となる行為ではないものの、トラブルの原因となることが予測されますので、弊社では推奨いたしません。
また、作業ミスによる物理破損が発生した場合、保証対象外となる可能性もございますので、十分ご注意ください。